第十八話 咀嚼

 
SMをする日は基本ご飯を食べません。
では、ご飯はどうするのかというお話。

プレイの中間に差し掛かったころ、唯女王様が食事を始めます。
そこでわかる私の今日の頑張りの途中経過・・・

頑張っていないときは、ブーツの上から食材を踏みつぶし、
それを蹴って、「さぁ、食べなさい。」と地面に這いつくばって食事をします。
水分補給はペットボトルをほられて、
「口だけで飲みなさい。」と言われ、口だけでキャップを開けて飲みます。
唯女王様との距離が少し遠くなります・・・

普通の時は、「ポチ、お皿取ってきなさい。」と言われ、
口でお皿を咥えて唯女王様の足元まで持っていきます。
そこに唯女王様が咀嚼された食べ物をお皿に落としていただき、
「ポチ、食べていいよ。」と言って、唯女王様の近くで食べられます。
水分補給は、お皿に水を注いでもらい頂きます。

頑張ったときには、
「ポチ、足元においで。」と言われ、唯女王様から直接口移しで
頂けます。距離がものすごく近いことに少しドキドキします。
水分補給も、唯女王様が口に含んだ水を頂けます。

このように食事で今の頑張り状況が見える仕組みになっています。
頑張っていないときは、気合を入れなおしますし、
普通の時はこれ以上がんばらないといけません。
頑張っていると認めてもらって頂いていても、
そこから勢いが落ちてしまえば、唯女王様のお仕置きがあります。

唯女王様も自分の食べる分以外に、
自分の分まで咀嚼してくれているのを見ると、
申し訳なく・・・でも、嬉しくそういうところに感謝してしまいます。
残り頑張らないといけないと感じる瞬間です。

食べて唯女王様が少し休憩した後、
続きが始まるのでした・・・